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確定申告は早めに準備しよう。 - ヨガインストラクターと確定申告

掲載日:2017年12月6日 19:55更新日:2018年1月26日 13:10

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確定申告は早めに準備しよう。 - ヨガインストラクターと確定申告
毎年2月に近づくと、憂鬱になる人がいるかもしれません。そう、それは「確定申告」のこと。個人で経営しているヨガスタジオやヨガ教室、フリーのヨガインストラクターとして活躍しているほとんどの方が、個人事業主として毎年申告を行っているでしょう。

1年分の領収証をまとめて、経費の計算、収入の合計、支払った税金の集計等...毎年2月頃になると、慌ててしまう方もいると思います。もちろん、ヨガのお仕事だけに集中できれば良いのですが、従業員を雇っていない場合、個人事業主は経理から何からすべてを一人で行わなければなりません。これは思っている以上に大変なことです。

この記事では、所得税の確定申告の基本的なことを確認したうえで、申告方法の紹介や申告を行う上で便利なツール等をご紹介致します。

また、ヨガのQ&Aサイト「YOGARENCE」でもヨガの質問を受付けています。確定申告ことなど、解決できるかもしれません。YOGAMALLの姉妹サイトです。
https://www.yogarence.com/

<おことわり>
下記内容は事実と異なる場合があります。正確な内容は必ず各都道府県の税務署等に確認をしてください。また、本記事では主に、個人事業主が所得税の確定申告を、青色申告によって行うことを基本としています。

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まず、確定申告とは?ですが、国税庁ウェブサイトによりますと...

「所得税及び復興特別所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税及び復興特別所得税の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。」
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/hajimete.htm

ということです。
要約すると、1月1日〜12月31日の課税期間に発生した収入、支出、医療費、各種控除(本人の属性等)、納付済みの税金等を決められた方法で計算し、決められた様式の申告書にまとめて、税務署に提出してください。となります。

また、申告の方法として主に「白色申告」と「青色申告」があり、記帳の方法にそれぞれ違いがあります。より細かな記帳をする「青色申告」は、白色申告に比べて節税等の特典が受けられるようです。
初めて青色申告を行う場合は、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出する必要があり、提出した次の年から青色申告が可能となります。

また、青色申告は正規の簿記(複式簿記)によって行うことにより、様々な特典を受けられるわけですが、この「正規の簿記」というのが、初めて申告する場合は中々ハードルが高いようです。

経営者や経理担当者ではない限り、普段から簿記に触れる機会は少ないので、ヨガインストラクターとして普段働いている方が、全く業種の違う仕事(複式簿記)を行うことは、理解に時間がかかって当然です。また、一般的な会社でも部署が設けられる程の仕事なので、一筋縄ではいかないでしょう。

ただ、それ以上に青色申告で行うメリットは多くあります。
青色申告特別控除、青色事業専従者給与の経費算入、貸倒引当金、純損失の繰越しと繰戻し等、これらは節税に繋がるメリットがあります。しかしながら、節税するよりもメリットになるのは、正規の簿記を行うことにより、ヨガスタジオ、ヨガ教室の経営状況を詳細に把握ができることだと思います。
これは、継続的にスタジオや教室を運営して行くには必須要素であり、スタジオや教室の社会的信用力を上げる為にとても大切なことです。

では、どうしたら青色申告をスムーズに行えるのか?

ここで紹介したいのが、クラウドサービス型の確定申告ソフトです。
最近は、とても様々な用途に応じたクラウドサービスが展開されていますが、確定申告に関するクラウドサービスも多く存在しています。

ちなみにYOGAMALLでは、こちらのソフトを利用しています。
https://biz.moneyforward.com

数年前までは、経理処理をPC等で行う場合、入力データは自分のPCに保存され、年度毎による税制改正や各様式の変更により、その度にソフトを買い直さなければなりませんでした。しかしクラウドサービスならそれは全く不要です。
入力データは万全のセキュリティが施されたデータセンターに保存され、税制改正や各様式の変更がある時は、ソフトが自動的に変更してくれます。全国からどの端末でアクセスしても自分のデータの操作、処理を行うことができるので、時間の面、お金の面でかなりの効率化を図ることができます。

また、入力のし易さも特徴的です。
ソフトの入力指示に従って入力を行えば、申告時期には、自動的に確定申告書、損益計算書、貸借対照表等の各提出書類が出来上がっています。白色申告・青色申告に必要な書類は全部PDFで出力できるので、日々の仕訳入力をしておけば、確定申告時期に慌てる必要がありません。何よりも、スタジオや教室の経営状況を、決算書をはじめ各種グラフで詳細に把握できるので、傾向と対策を常に講じることができます。これは、スタジオ・教室を継続して行くためにとても大切なことです。また、少し簿記に詳しい人は、振替伝票による入力も可能なので、初心者/経験者問わず十分に使用することができます。

デメリットとして、どんなに簡単に操作できるといっても、簿記の知識が全くない状態でソフトを操作する場合は、慣れるまで多少時間がかかるかもしれません。どこに何を入力すれば良いのか、家事按分の仕方、減価償却、事業主貸・借?等の疑問が出てくると思います。
また、「その仕訳が正しいかどうか?」「経費の振り分けや名前が正しいかどうか?」等の答えは、ソフトでは教えてくれません。こればかりは、税務署が最終判断をするので税務署に聞く方法しか無いのが現実ですが、ヨガインストラクターの場合、ヨガクラスを行う上(仕事をする上)で必要となるもの(ヨガウェア、ヨガマット、BGM、お香、ブランケット等々)は基本的に経費算入となるでしょう。

複式簿記の知識がない場合、使い始めの頃は迷うことがあるかもしれません。しかしながら、その迷って苦労した時間が後の経営、運営を左右する場面で良い影響を与えるでしょう。また、少しずつ操作に馴れていけば、必ず複式簿記の意味が分かって来るはずです。是非便利なツールを活用して、少しでも多く自分の本業に専念できる時間を作ってください。

今回は確定申告についてと、その便利ツールについてご紹介をさせて頂きました。2017年度分の確定申告時期まであと2ヶ月程となりましたが、昨今では数多くのクラウドサービスが存在しています。これらを上手に利用し、直前になって慌てることのないようにしっかり準備をして、来年の確定申告を乗り切りましょう!
情報公開日時2017年12月6日 19:55
記事作成YOGAMALL
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